"I’m very grateful for being made to feel at home here."
ラムゼイ氏はラスベガスでの成功を特に喜んでいる。ラスベガスは世界でトップのグルメ都市だと語る。
――― 驚くほどの活気がある。ここで成功するのは難しい。今は食の水準がすごく高いからね。ニューヨーク、ロンドン、パリと比べても、ラスベガスはもうそこまで来ている。すごく素晴らしいことだよ。自分のステーキハウスとハンバーガー屋をラスベガスで持つことは、どんなシェフにとっても夢だ。ここは世界のトップシェフの競争の場でもあるんだ。 Nobuノブだろうが、Guy Savoyギー・サボワや Bobby Flayボビー・フレイだろうが誰にとっても。みんなここに集まり、競い合うことで、ますます良くなっていく。それぞれに独自のスタンダードがあり、スタッフも抜群。今では文化も素晴らしい。 自分のステーキハウスとハンバーガー屋をラスベガスで持つことは、シェフにとって夢が実現したということ。
ラムゼイ氏は、1年で多い時は12回ほどラスベガスを訪れるという。
――― ロサンゼルスに家があるから、移動が楽なんだ。ここに来るたびに、少しずつ故郷にいるような感覚になってきた。昨晩The Cromwellクロムウェルにチェックインしたんだけど、あそこは大好きだね。180部屋の部屋数がありくつろげる。美しいホテルで小さなオアシスだよ。この夏は、ここから40分の農場で、馬に乗り牛の世話をしたのだけれど、最高だったね。幸運なことに、Cirque du Soleilシルク・ドゥ・ソレイユのチームと一緒になり、食生活の取り組みを始め、アスリート達一人ひとりが何を食べているのか、そして改善点は何なのかを見ていくことになったんだ。僕は文化に入り込みたいと思っている。だから、ダウンタウンに行くんだ。感じのいい小さなレストランがいくつかあってね。都市部からローカルなコミュニティーに引っ越していくシェフを何人か見ているけれど、すごくいいことだね。
ラムゼイ氏はラスベガスのためにこれから何を料理してくれるのだろう。たくさんあるようだ。
――― 来年、LINQにフィッシュ・アンド・チップスのベンチャーを立ち上げるんだ。現在進行中だよ。最高のレストランBread Street Kitchenブレッド・ストリート・キッチンと組み合わせて、ここ4年でシンガポール、香港、ドバイとロンドンにレストランをオープンしたんだんだ。僕の夢はBread Street Kitchenをここで開くこと。Shake Shackシェイク・シャックがファミリー向けのユニークなハイエンドレストランに出会う感じかな。魔法がつまった場所になるね。
それからここでGordon Ramsayクッキング・アカデミーを開きたい。この話も今進めてる。ラスベガスが独立できるほど大きくなった今では、ここに多くの食べ物がある。ニューヨークと競争できる。ロンドンと競争できる。活気がある。ここには何でもある。