ラスベガスで最高と言われるレストランを一晩で食べつくす。

私たちは、ラスベガス在住のグルメファンの1人に「SLS ラスベガス フード&ワインフェスティバルにて、1晩の間、できるだけ多くのレストランで食事をする」というお題を提示した。以下この課題に挑戦した女性の話を紹介しよう。

多くの人がそうだと思うけど、私は毎日、健康に良い食事をするか、それとも胸が高鳴るような素晴らしい食事のどっちにするかっていうパラドックスと戦っているの。でもだいたいそんなとき私は "ラスベガスにいるときは…“って、この街が提供する素晴らしい食の数々に思いをはせるの。

SLSラスベガスのラスベガス・フード&ワイン・フェスティバルならグルメな私の欲求を満たしてくれるに違いないと期待していたけれど、やっぱり行って大正解。今回はこのイベントで発見した私のお気に入りの食べ物を紹介するわね。

 

美味しそうな匂いに誘われて私が最初に入ったのはホセ・アンドレス(SLSラスベガス)のバザール・ミート。ここではお店の通常メニューでもあるスロッピー・ジョーをオーダー。ここで食べられるのはパパが作るようなお粗末なスロッピー・ジョーではなくて、グルメ版のスロッピー・ジョー。このグルメ版は、蒸したバンに牛挽肉と細切りフライドポテトを載せたもので、シンプルだけど信じられないほどおいしいの。

その後、フェスの様子をいろいろと見て回った後、Carnevino(パラッツォ)へ向かったわ。ここでは90日間熟成したポーターハウス肉や新鮮なバッファロー・チーズとサラミのセレクションを提供していて、新鮮なイタリアチーズを食べたことがある人なら誰もが知っての通り、イタリアチーズは本来の味が長持ちしない、冷蔵してもダメ、というところが特別。

少しフランス風のひねりをきかせたものをと思って、Payard Patisserie&Bistro(シーザース・パレス)に行ったら、フェスのため特別に作られたお菓子とカクテルを発見。飲み物が変わっていて、スープを飲みものにする発想で、温かいパッションフルーツのピニャコラーダ、ルバーブのシャンパン、アール・グレイ・ティー・カクテルなどをの変わり種を提供していたわ。

ジェームス・ビアード(James Beard)賞を受賞した Lotus of Siamは、ラスベガスで秘密にしておきたい特別な場所の1つ。ストリップから外れたところにあるこの穴場タイ料理レストランは、アンソニー・ブルダン、アンドリュー・ジマーン、スーザン・フェニジャーなどの有名シェフのお気に入りの場所。実際ここは米国最高のタイ料理レストランの一つと言われているの。シェフのサイピンチュチマは、タイ北部で世代を超えて受け継がれてきた家庭料理のレシピからヒントを得ていて、この夜は屋台料理風のカオマンガイにソムタム(パパイヤサラダ)を堪能。

次はCarmine's Las Vegas(シーザース・パレス)で2種類の料理を注文。定番メニューのミートボールとパルミジャーノチーズたっぷりの茄子料理。このイタリア家庭料理スタイルのレストランは、どんな料理を注文しても、伝統的なイタリアの結婚式に出席しているような気分を味わえることを目指しているの。こういうコンセプトのお店なので、料理のボリュームは決して少なくなく、一皿一皿が一食分に相当するような大きさ。おいしくて由緒正しいイタリアンを味わうのならここは間違いなし。

魚介類が食べたいなと思ってKatsuya by Starck(SLSラスベガス)に向かったところ、スパイシーなマグロ巻きの上に、スパイシーでクリーミーなソースに包まれた海老天が載ったお寿司を発見。このお店で提供される料理におけるミニマリズムには何かとてもエレガントなものがあって、シンプルだけれども高品質な食材がKatsuyaの良さの1つ。

著名シェフ、スコット・コナンのScarpetta(コスモポリタン)で味わえる、自然なのに洗練されたイタリア料理には大興奮。おいしいバジルとリコッタチーズのアニョロッティとキャラメルプディングを堪能。面白いことに、スカルペッタとはイタリア語で小さい靴という意味だけれども、パンを小さくちぎって最後にお皿に残ったソースをすくって食べることもスカルペッタ。

SLSフード&ワインフェスティバルはラスベガスがフード世界に何を提供しているかをほんの少し垣間見せてくれたけれども、実際には私が試した料理以外においしいものがたくさん。進化続けるラスベガスのレストラン業にてレストラン経営者たちは、ベガスのグルメシーンで成功を収めることが重要であると年々認識するようになってきていると思う。

LOAD MORE