これまで数々の素晴らしい創作料理を生み出してきたセレブシェフのゴードン・ラムゼイ氏が、今年とても楽しみにしているものがある。

それは、一切れのバースデーケーキ。これには理由が二つある。

Caesars Palace(シーザースパレス)が今年、50周年を迎えます…ついでに、気難しいシェフも一人50歳を迎えるんでね」と、ラムゼイ氏。また、近々別の誕生日を祝う予定だ。Caesars内にある Gordon Ramsay Pub & Grill(ゴードン・ラムゼイ パブ&グリル)がもうすぐ3周年を迎えるのだ。「ここで僕の誕生日パーティーをして、お祝いムードを共有できたら、これほど最高のコラボはないよ。すごくエキサイティングなプランが幾つかあってね、すごいことになるよ。なんて素晴らしい50歳のお祝いだろう

Ramsay氏は、人気番組Hell’s Kitchen (ヘルズキッチン〜地獄の厨房)や、数々の賞を受賞した世界各地のレストランで有名だが、ラスベガスで氏が経営するPlanet Hollywood(プラネットハリウッド)内のBurGR(バーガー)やParis Las Vegas(パリス・ラスベガス)内Gordon Ramsay Steak(ゴードン・ラムゼイ ステーキ)などの飲食店について聞かれると、熱く語ってくれた。

10年前に、ゴードン・ラムゼイがStrip(ストリップ※ダウンタウン地区から空港方面へ向けて南北にのびるラスベガス大通り)のBurGR で150万個もハンバーガーを売ろうとしている、と言われても、絶対に信じなかっただろう。150万個だよ。3年間で。一年で500,000個ということ。500,000個のバーガーがどれくらいか想像がつきますか?150万個のバーガーを並べるとStripの端から端まで(※約6.8km)届いちゃうんだよ。怖いよね。でも、一個一個が人の手でこねられて、味付けされて、調理されているなんて素晴らしいだろう。これは、調理のプロセスじゃないんだよ…愛のある仕事なんだ。他に類を見ないことだと僕は思っている。

"I’m very grateful for being made to feel at home here."

Ramsay氏はラスベガスでの成功を特別に喜んでいる。ラスベガスは世界でトップのグルメ都市だと氏は言う。

ここには驚くほどの活気がある。ここで成功するのは難しいよ。今は食の水準がすごく高いからね。ニューヨーク、ロンドン、パリと比べてごらん。ラスベガスはそこまで来ている。すごく素晴らしいことだよ。自分のステーキハウスとバーガー屋をラスベガスで持つことは、どんなシェフにとっても夢が実現したということなんだ。ここは世界のトップシェフの競争の場でもあるんだよ。 Nobu(ノブ)だろうが、Guy Savoy(ギー・サボワ)や Bobby Flay(ボビー・フレイ)だろうがみんなにとって。みんなここに集まっている。そうなることで、お互いますます良くなっていく。それぞれに独自のスタンダードがある。スタッフも抜群。加えて、今では文化も素晴らしい。

自分のステーキハウスとバーガー屋をラスベガスで持つことは、どんなシェフにとっても夢が実現したということ。

Ramsay氏は、1年で多い時は12回ほどラスベガスを訪れるという。「ロサンゼルスに家があるから、移動が楽なんだ。」ここに来るたびに、少しずつ故郷にいるような感じになるね。

昨晩The Cromwell(クロムウェル)にチェックインしたんだけど、あそこは大好きだね。180部屋でくつろげる。小さなオアシスだよ。美しいホテルだ。この夏は、ここから40分のところにある農場で、馬に乗って牛の世話をしたのだけれど、最高だったね。幸運なことに、Cirque du Soleil(シルク・ドゥ・ソレイユ)のチームと一緒になって、食生活の取り組みを始めて、アスリート達一人一人が何を食べているのか、そして改善点は何なのかを見ていくことになったんだ。一緒に楽しめたよ。僕は文化に入り込みたいと思っている。だから、ダウンタウンに行くんだ。感じのいい小さなレストランがいくつかあってね。都市部からローカルなコミュニティーに引っ越していくシェフを何人か見ているけれど、すごくいいことだね。

Ramsei氏はラスベガス中に彼の名前と料理が知れ渡るセレブシェフの主力となった。では、例年開催される食の祭典Vegas Uncork’d(ベガス・アンコルクド)に彼らが集うと何が起こるだろうか。

Uncork’d…世界中どこを探しても同じものはないね。たくさんフェスティバルを開催したり、ずっと世界を旅したりしているけど、週末にブロガーであろうと、常連客であろうと、誕生日を迎える人であろうと…これほど多くのシェフとグルメが集まる場所はどこにもないね。素晴らしいシェフに会える滅多にない機会なんだ。」と彼は語る。

レッドカーペットに立って写真を撮るとおかしくていつも笑っちゃうんだ。みんなすごく礼儀正しくて、握手を交わしたりしてるんだけど、内心は『写真の真ん中に立ってるのは誰?』って思ってるんだよ。僕がいつも真ん中だからみんな僕ことが嫌いなんだ」と、Ramsei氏はおどける。「でも僕は秘密を知ってるんだ。昨日わかったんだけどね。一番についちゃダメなんだ。そうすると、端っこにやられちゃう。だからみんなが揃うまで待つのさ。でも、僕はみんなの間に立つのが好きなんだ。

 

“The vibrancy here is incredible."

Gordon Ramsay Pub & Grillは、他では類を見ないような本物のイングリッシュパブの体験を与えてくれる。パブには36の生ビールと、63の瓶ビールが盛り込まれている。いよいよ注文する時間がきたが、必ず注文したいのはどれだろう。

レストランのオーナーでさえも決めるのが大変だ。

難しいね…料理を選ぶのって、その時の自分のムードによると思うんだ。好きな料理は何?僕はね、3000個あるんだ。どこにいるかとか、誰といるかとか、座席とか、全部が関係してる。ランチメニューにフィッシュアンドチップスがあって、160,000売ったんだ。…わからないけど。Sliders(スライダー)が美味しいのは確実だね。僕だったら、ビールスープの後にメインコースでshepherd’s pie(シェパーズパイ)かフィッシュアンドチップスをいただくかな。デザートは絶対sticky toffee pudding(スティッキー・タフィー・プディング)かspotted dog(スポテッド・ドッグ)だね。

Ramsei氏はラスベガスのためにこれから何を料理してくれるのだろうか。たくさんあるようだ。

来年、LINQにフィッシュアンドチップスのベンチャーを立ち上げるんだ。現在進行中だよ。」と、彼は語る。「最高のレストランBread Street Kitchen(ブレッド・ストリート・キッチン)と組み合わせて、ここ4年でシンガポール、香港、ドバイとロンドンにレストランをオープンしたんだんだ。僕の夢はBread Street Kitchenをここで開くことさ。Shake Shack(シェイク・シャック)がファミリー向けのユニークなハイエンドレストランに出会う感じかな。魔法がつまった場所になるね。

ここでGordon Ramsayクッキングアカデミーを開きたいんだ。その話も今進めてる。ラスベガスが独立できるほど大きくなった今では、ここに多くの食べ物がある。ニューヨークと競争できる。ロンドンと競争できる。活気がある。ここには何でもある。

LOAD MORE